2013年月28日〜8月1日北アルプス雲の平へ行って来ました
28日 4時半起床5時に栃尾温泉の民宿を出発、飛越トンネルを抜けて有峰林道ゲートに着いたのが6時5分前
ゲートは定刻に開き,有峰湖を右に見ながら約30分のドライブの後折立に到着、駐車場はほぼ満車、隙間
を見つけて駐車する
6時50分太郎平小屋を目指して出発、樹林帯を抜けて三角点上部の2196メートルのピークに着いた頃、
雨がポツリと降り出した
急ぎ足で小屋に向かう、到着と同時に土砂降りになった時刻は11時過ぎ
予定では、ここから北の俣岳を往復して太郎小屋泊まりなのだが、明日の天気も悪そうなので薬師沢出会い
まで下ることにして宿泊をキャンセル
雨が小降りになったのを見計らって、ここで雨具を着用し出発
太郎の小屋を出てすぐの雪渓をわたる ニッコウキスゲが見ごろを迎えていた
カッベケ原のお花畑、ここはお化けも出るらしい(黒部の山賊より)
サンカヨウ 桜?が咲いていた
この辺りでは稚児車になってしまっている キヌガサソウ
2時間の下りが3時間以上掛かってしまった、途中で雨が上がりお花の鑑賞時間が増えてしまったからなー
カベッケが原から太郎兵衛平を振り返る 薬師沢出会いの吊橋、岩魚の魚影が沢山見えたよ
薬師沢小屋のテラスでビールで乾杯、今日はここまで
7月29日
雨音で目覚める、4時半起床、雨がひどくならないうちにと5時半出発
昨日、一緒になった富山の若い単独さんと、僕たちよりずっと若い藤沢から
来られたという美人の単独さんと合計6人のパーティになった、後期高齢者目前の小生にとって心強い
雲の平へは急な登りと聞いていたが先ずは下りから 風雨激しく写真少なし、アラスカ庭園も奥日本庭園も
横目でちらりと見るだけ、ここは山荘近く、雲ノ平は
水浸し状態
雲の平山荘に到着したのは10時過ぎ、今日一番の到着で〜す
新築の綺麗な山荘、今日はゆっくりここで過ごそう、きっと明日は晴れるから
昼食はカレーライス、三時のティータイムはケーキセット、優雅な山小屋生活になりました
雨は一向にやむ気配なく降りしきっている、高天原への道は水浸し、大東新道は通行規制が
かかっているらしい
30分遅れで薬師沢小屋を出発した人の話では登山道は滝の様に雨水が流れ水しぶきの中を
登ってきたとのこと
早く出てよかったと胸をなで下ろす、明日は高天原の予定を変更して、三俣山荘へ向かおう
7月30日
4時30分起床、雨はやっぱり降っている午後には止むらしいが、情報では三俣山荘への
上り口へ出る黒部源流の渡渉点が増水して危険とのこと、祖父岳(2825m)、岩苔乗越経由で
源流上流の水量の少ない地点で左岸に渡り三俣山荘に上り返すコースをとることにする
富山の単独さんと別れ5人となり、5時半?出発、彼は高天原の温泉へ
雷岩を過ぎて祖父岳へ向かう登り道を行く もうすぐ岩苔乗越、小雨にけむるお花畑
岩苔乗越から源流渡渉点へ、時々日が差す様になった 雪渓の横をぐんぐん下る、又上るのに勿体無いな〜
岩苔乗越からワリモ岳・鷲羽岳へと登って三俣山荘へ下るのと、源流渡渉点まで下って登り返すのとは、
高低差としてはほぼ同じ
それならば、登った方が景色もいいしと思案するが、今日の稜線の風のこと・天気のことを考えて
残念ながら下ることに・・・登るのは次回にしよう、来られるかな〜もう年だし・・・
お花畑の撮影の余裕も出てきた、クルマユリ 渡渉点も間近
下った分登り返して12時頃三俣山荘に到着、雨の中黙々と歩いたわりには時間が掛かってしまった、
雨は上がって、山々が見えてきた
三俣山荘付近から見る鷲羽岳・岩苔乗越・伊藤新道方面 右奥の水晶岳の手前辺りが岩苔乗越だ
三俣山荘で昼食のラーメンを食べていると東京?の好青年、テントの単独さんと再会、
登り返すのは・・・と、鷲羽岳経由で来たそうだ風が一寸強かったらしい、今日は双六まで行くとのこと
藤沢の単独さんも双六まで、手を振って双六を目指す二人とここでお別れ
この「やま里のちいさなぎゃらりーまんさく」を見てくれているだろうか・・・更新が遅いので見捨てられたかな
7月31日晴れ
6時半出発、今回の山行で始めての良い天気、三俣蓮華岳と双六岳経由で鏡平小屋までの行程に変更する
三俣蓮華岳への登り,巻道との分岐の少し上 遠くに白山が雲の上に頭を出している
三俣蓮華岳への登り
三俣蓮華岳の頂上から見る笠が岳 同じく黒部五郎岳
双六岳へ向かう道、お花畑と雪と青い空が良く似合う
双六はもうすぐだ、左に槍・穂高が見える 振り返れば、三俣蓮華カール、鷲羽・わりも・水晶岳が見える
双六岳頂上 双六から見る黒部五郎岳
双六から見る薬師岳 双六岳を後に双六小屋に向かう道
双六池のキャンプ場 弓折乗越へ向かう途中にある雪渓
13時30分頃、鏡平山荘に着く、明日は雨との情報なので、ここに留まる理由がなくなった
又もや小屋をキャンセルしてわさび平小屋へ向かい17時に到着、一風呂浴びてビール、極楽・極楽
8月1日 4時過ぎ凄い雨音で目覚める、昨日下りてきて良かったと思った
5時半を過ぎると、双六方面へ向かう人達が準備を整えているが、土砂降りなので
出発を躊躇している、そのうち小雨になったのを見計らって三々五々小屋を後にしていった
中には、勇気を出して下山する人もいる
今日は、折立に置いてきた自動車をとりに行って、栃尾温泉の民宿でゆっくりする予定なので
急ぐ旅ではない、小屋で雨の降りしきるブナ林をボーと眺めていると、初老の女性から黒部五郎岳へ
行くのだけれど、登山道の状況はどうかと声を掛けられた、今までツアー登山をしていたが卒業して
最近では一人で行くことが多い、この雨では一寸不安とのこと
道は整備されていて危険なところはないが、明日の天気が良くなればいいですね、などと話をしている
ところへ先ほど出発した人達が帰ってきた
林道を横断している沢水が膝下位まで増水していて渡渉できないらしい
彼女は、黒部五郎岳は諦めて、上高地へ行くということで小屋を出発された
我々は、少し遅れて出発、野の花を愛でながらゆったりと新穂高温泉をめざす
途中、この橋は傾いている、事故があっても責任は取らない旨の看板があった、要するに自己責任で
お渡りくださいということらしい、増水していて迫力満点
新穂高温泉に、9時に到着、早速、山岳警備隊詰所に駆け込み有峰林道の通行規制が解除されているか
確認、通常通行可能とのことで胸をなで下ろす
次は、いかに経済的に折立まで行くかであるが民宿で軽トラを借りる、レンタカーにする・・・、観光案内所の
ご協力でいい方法が見つかり折立へ向う、途中、熊に2度遭遇も11時30分無事愛車に再会
民宿に着いたのが13時、早速温泉で汗を流し付近を散策
温泉に入っているところをお見せしたいが、爺の裸は見苦しいので、露天風呂のみご紹介
夕食には、岩魚の姿づくりが出た、ビールも美味かった
8月2日
今日は、帰るのみ、平湯温泉・高山・飛騨清見と進み東海北陸自動車道を一路南下、突然、郡上八幡
に立ち寄る事になった
徹夜踊りは、13日から4日間、一度は踊ってみたいが今年は無理だな〜
予定通り17時に自宅到着、真夏の夢は終わった