蕎麦の栽培法

 味が良いとされる秋蕎麦は初霜の頃に収穫する、収穫時期から概略75日前に種蒔きをすると良い

 標準的な農作業等の概略を下表に表す

1、圃場   水はけの良い畑地が適するが水田でも可能である、最適酸度はPH6〜7である

2、種子   信濃1号などの秋蕎麦品種、10a当たり56kg播種する

3、播種   条蒔きの場合、条間を40cm程度にし10cm間隔に数粒を蒔く

4、肥料   水田の裏作として栽培する場合は肥料を施さなくても10a当り150Kg

       程度の収穫が期待できるが、10a当り過燐酸石灰、塩化加里夫々20Kg程度を施肥すると良い
5、病害虫  夜盗虫の被害が予想される場合は、その対策が必要である、意外と被害が大きい
6、その他  台風が襲来すると、場合によっては壊滅的な被害を被る、倒伏すると収穫時に石や
       土が混入するので乾燥後に石抜きする必要がある

7農作業等の予定&生育状況

8月

9月

10

11月

下旬

・施肥

苦土石灰

pk化成

耕起

・播種

    培土

(開花前に行う、除草と 倒伏防止)

     病害虫防除

ヨトウ虫、べと病などの

発生時

収穫

  収穫適期(70%成熟)

  乾燥/調整

     水分15

発芽  着蕾期  開花

   開花

最盛期

 

収穫期

            蕎麦の種蒔き                          蕎麦の花
    

           蕎麦の刈り取り